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■前回までのあらすじ
図書館前で、留学生を発見した私はつい声をかけてみた… 記事はコチラ 「留学生の街、京都2」 すると、その中の多分ドイツ人の男子学生が笑顔を返してきた。「so why do you speak english?」こうして話が進み、なんとその中にNew Zealand出身の留学生がい ることを知らされる。彼はインド系NZ人(余談だけど、NZではNZ人のことをkiwiと呼 びます。なんだかかわいいでしょ)で、メガネのせいかとてもインテリに見える、お 洒落な男の人。頭文字がkなのだ、kと呼びたいと思う。早速NZネタで盛り上がり、調 子にのって他にも色んな国の学生に話しかけていく私。 そんなこんなで、図書館で国際交流が生まれたのでした。 後日、kの誘いで鞠小路会館という留学生の暮らしてる建物に遊びに行ってみた。こ の鞠小路会館、大学のすぐ裏手にあってすごく立地がいい。内側も凄く近代的で、ロ ビーには大きな液晶テレビもあったり。中に一歩足を踏み入れると、そこには留学生 がたくさん!こんなに留学生っていたっけ?!的な。とりあえず、みんなフレンドリ ーだからかたっぱしからhi,hiと声をかけていく私。 その夜は、留学生のみんなで四条まで飲みに行くとか言ってたんだけど、なんだか一 人では心細かった私は友達に救援隊を頼む。だけど、みんなことごとくバイトだとか 熱が出てるとかでパスされ、結局誰も来ず。とうことで飲みは参加しなかったんだけ ど、その留学生集団の姿は、私が留学してたときに見た情景そのままだったな~っと 思った。 留学先の国で、留学生同士がくっついてしまうのはしょうがないもの。異国の地にた どり着き、なかなか現地での友達を作るのも難しいとなると、やっぱり留学生同士が つたない英語(ここでは日本語?!)を使って一緒にいるのが楽なんだろうな。私が NZにいた頃も、日本人でよく固まっている人たちがいたなあ。私もその固まりに入り 浸ってしまってた頃もあったり。でも、結局は現地の友達の間に頑張って入っていっ て、友達と見てもらえるようになって、それで一緒に現地の言葉を喋りながら出かけ られるようになるのが理想だったし、実際そうして英語も伸びた。だから、今、自分 がいる立場は逆なのかもしれない…って思ったり。 そう、現地の人間として留学生を暖かく受け入れ、友達として日本語でつるんだりす るべきなのかも。(つるむって表現は私語らしいね。私の中では生きてますから!笑 )でも、やっぱりそれも難しかったり。言語の壁は厚いとゆーかなんとゆーか。私が NZにいた頃に仲良くしてくれてた現地の友達に、改めて感謝って気がしたなぁ。 ともかく、kとはその後何度か一緒に遊びに行ったりしたんだけど、英語でずっと喋 ってると変に気を使って疲れちゃったりして、だんだん疎遠になってしまった今日こ のごろ。今もまだ日本にいる筈なんだけどな…。でも、kといたり、kの持ってきた写 真とか見てると、NZにいた頃の自分を思い出して、若々しい気持ちになってたな。ち ょっと連絡をとってみようかな、なんて思った、春の早朝でした。 次回からはまた違うテーマで書きたいと思います!
by kikolog
| 2005-04-10 22:12
| キコク的大学生活
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